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現役銀行員が解説します。<2019年12月版>

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担保と住宅ローン審査45「担保書類と現地では異なる場合がある


ここまで物件の確認書類を見てきましたが、担保評価にあたり重要なのは、何といっても現地を見るということになっています。

地図や公園などを見て十分把握できたと思っても、いざ現地へ行ってみると、周辺の環境が異なっていたり、坂や崖、水路などがあったりと、書類上で想定していたものとはまるで違うことがあります。

金融機関はまず、対象物件の住居表示と地番を確認し、登記事項証明書で表示登記を確認します。公図、建物図面、地積測量図等で道路との位置関係や敷地の形、大きさなどを調べ、住宅地図で物件の位置を確認します。

また、建築確認済証・建築確認申請書等で、建築物件の都市計画法上の区域、用途地域等を調べ、建ぺい率・容積率等、行政上の制限についても確認します。

現地では、実際の土地や建物が、書類上の記載と合っているかどうかを見ます。特に物件にマイナス情報がないかどうかを調べます。

言い換えれば、「物件の評価を下げるような材料」ということになります。担保として適格な物件かどうかを見るわけです。

物件調査は、次の手順で行います。

1.物件の登記情報を収集する。登記事項証明書、公図、建物図面など(手元にない場合は法務局で取得します)。

2.現地調査を実施し、登記情報と比較する物件の具体的な状況、周囲の環境を観察し、行政庁に確認すべきことがあればメモする。

3.役所(都市計画課、建築指導課など)へ行き、物件に関する都市計画法や建築基準法上の制限等につき確認する。

(次回に続く)

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