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担保と住宅ローン審査43「建築確認申請書


「確認済証」と一緒に「建築確認申請書」もチェックされます。

建築確認申請書は第1面から第5面まであり、当該建築物に関するあらゆる情報が記載されています。担保として適格かどうかを見るのに重要なのは、第3面から第5面までです。

まず、第3面では、建築場所の地名地番、住居表示、都市計画区域に関する記載、道路幅員、道路接面幅、敷地面積、建築面積、容積率・建ぺい率等を確認することができます。

敷地面積は実測ですので、登記面積と相違していることがあります。登記面積に比して敷地面積が少なすぎるときは、別の建物のために敷地が利用されているか、今後利用予定であることがありますので、登記事項証明書と現場の状況が確認されます。

複数の地番が表示されているときは、そのすべてが建物の敷地になっていないといけません。「一部借地」と表示されているときは、建物の敷地に他人の土地がある場合です。敷地が共有の場合、単独では再建築を行うことができないので、担保として問題が生じることもあります。

道路については、幅員と接道している部分の長さを知ることができますが、道路の種類は表示されません。建築確認申請書の第3面からは分からないので、別にある配置図などで、公道か私道かといったことが確認されます。

その他に、「許可・認定等」の欄もよく見られます。開発許可、建築許可、宅地造成規制区域の造成許可、条例の適用など確認すべきものがあるからです。

こうした許可が表示されているものについては、許可証等が必ず確認されます。

第4面には、建築物の概要が示されています。建物の用途や構造、工事種別、階別床面積についてチェックされます。

住宅ローンの担保とするためには、用途が「住宅」であることが前提ですから、まずこれが確認されます。

通常、住宅ローンの適用要件には「居住用部分が建物の面積の2分の1以上であること」などと規定されています。応舗併設型の住宅などで、この条件に当てはまらない場合は、住宅ローンとして取り上げることができません。

第5面には、建築物の階別の概要が示されています。ここでも、「用途別床面積」の欄で、用途が住宅となっていることが確認されます。

(次回に続く)

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