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現役銀行員が解説します。<2019年10月版>

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担保と住宅ローン審査39「住宅地図


住宅地図や案内図は銀行からすると物件の確定に必要なものですが、よく見ると様々な情報を得ることができます。

どんな道路に面しているか、周辺にはどのような施設があるのか、また、線路や川、崖、高圧線などがあれば、位置関係が確認されます。

崖や高圧線などは担保評価にも影響しますので、現地確認も行って確認されます。

崖崩れまたは土砂の流出を生ずるおそれが著しい市街地等は、「宅地造成工事規制区域」に指定され、宅地利用にあたっては厳しい造成の条件が課されます。造成前の更地のまま購入するような案件は避けられます。

取り上げる場合でも、銀行が造成許可を確認し、検査済証が出てから実行されることになります。

道路は公図とも比較しながら確認されます。住宅地図上では道路になっていても、公図を見ると道路らしきものはなく、敷地がひしめき合っているということもあります。

こうした場合は位置指定道路や2項道路ということが多いですが、接道要件を満たしていることがチェックされます。

また、登記上は1戸の建物のはずが、住宅地図を見ると、同じ敷地内に別の建物が書かれていることがあります。こうしたケースでは未登記の建物の可能性がありますので、現地を確認し、登記可能な物件であれば、登記してもらうことになります。

担保として不十分な状態になるおそれがあるからです。

(次回に続く)

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