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現役銀行員が解説します。<2019年12月版>

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担保と住宅ローン審査29「不動産売買契約書/6.売主および買主の署名押印


住宅ローン審査でも重要となる、売買契約書のポイントを説明したいと思います。

不動産売買契約書は、売主と買主(住宅ローンの申込人)の合意内容を書面にしたものです。取引の様々な条件はこの書類に網羅されていますから、買主に不利な条件がないか、念入りにチェックされます。

売買契約書の主な項目は、次のとおりです。

・売買物件の表示

・売買代金、手付金等の額、支払日等

・契約条項

・売主および買主の署名押印

では今回も具体的に見てみましょう。

6.売主および買主の署名押印

売主・買主の署名押印は契約書の最終ページにありますが、ここは最初に確認されます。

まず、売主の住所・氏名が登記事項証明書の所有者と合っているかが確認されます。

この際、売主がすでに当該物件から転居しており、住所が登記事項証明書と相違していることは少なくありません。法務局で所定の手続きをし、変更登記が確認されたうえで取引することになります。

一方、現在の売主が真実の売主であるものの、前回の所有権移転登記がなされておらず、売主と登記事項証明書上の所有者が異なる「中間省略」もあります。この場合は、現売主と前の売主との売買契約書を提出してもらい、念のため前の売主の意思を確認することが必要になります。

次に、買主の住所・氏名がローン申込書の記載と合っているかが確認されます。

ローンの申込人は息子なのに、買主が父親など、買主と申込人が相違することもあります。法律行為は本人の意思に基づくものですから、こうしたケースでは事情がしっかり確認されます。

住宅ローンは、借入人本人が所有し、本人または家族が居住する住宅の取得資金を対象としますから、申込人と購入後の所有者が一致することが大前提です。

(次回に続く)

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