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現役銀行員が解説します。<2019年12月版>
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住宅ローン審査マニュアルトップページ >>> 担保と住宅ローン審査27「不動産売買契約書/4.所有権の移転と引渡し」
住宅ローン審査でも重要となる、売買契約書のポイントを説明したいと思います。
不動産売買契約書は、売主と買主(住宅ローンの申込人)の合意内容を書面にしたものです。取引の様々な条件はこの書類に網羅されていますから、買主に不利な条件がないか、念入りにチェックされます。
売買契約書の主な項目は、次のとおりです。
・売買物件の表示
・売買代金、手付金等の額、支払日等
・契約条項
・売主および買主の署名押印
では今回も具体的に見てみましょう。
4.所有権の移転と引渡し
最終代金支払時期と、物件の引渡し時期が一致していることを確認します。
引渡し時期と最終代金支払時期が開いている場合は、その理由が買主の占有を妨げるものでないこと、契約に別の条件がないことが確認されます。
後日のトラブルを防止するためです。
(次回に続く)
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