誰もが知りたい住宅ローン審査と手続きについて
現役銀行員が解説します。<2019年12月版>

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住宅ローン審査マニュアル9「高圧線について


高圧線が頭上を通っている物件は住宅ローン審査に影響が出ますので注意が必要です。

ひと言で高圧線といっても、電圧の種別には、

1.低圧(直流750V・交流600V以下)
2.高圧(直流750V・交流600V超〜7000V以下)
3.特別高圧(7000V超)

という3種があります。このうち、高圧線下地として不動産価格に影響があるのは、3.特別高圧線の下です。

電気事業者は、安全上または保安上の条件として、特別高圧線路を施設するときは、建造物、工作物等と一定の離隔距離を保つことが義務付けられています。

電圧が17万Vを超えると、線下には建造物が建てられません。

17万V以下の場合は、電線から3メートルまたは3メートル+α離れることで、線下にも建造物を建てられます(電圧により離隔距離は異なります)。

どれだけ制限を受けるかによって評価が変わってくるため、電気事業者に当該電線が何Vなのかを確認しましょう。

また、高圧線下地が敷地全体の何%を占めるかによっても評価は異なります。例えば、東京都の固定資産税評価の取扱いでは、高圧線下地の割合によって、

1.20%未満 : 0.90
2.20%以上50%未満 : 0.75
3.50%以上80%未満 : 0.60
4.80%以上 : 0.50

のように補正率を定めています。

電気事業者との契約としては地役権設定契約をしている場合と、送電線架設保持に関する契約をしている場合とがあります。前者の地代は原則一括払い、後者は年賦払いですのですぐ分かると思います。

地役権の設定してある土地については、利用面で一部制限されますが、条件付きながら建築可能なものもあります。内容をよく確認した上で住宅ローン審査に臨んでください。

参考になさってください。

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