誰もが知りたい住宅ローン審査と手続きについて
現役銀行員が解説します。<2019年10月版>

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住宅ローン審査マニュアル25「申込人の家族関係について


住宅ローンの審査では、申込人の収入や勤務状態以外にも確認すべきことがあります。

例えば、「物件は本人の勤務先と照らして利便性があるか」「購入動機は納得できるものか」などです。

また、住民票の点検もポイントです。世帯構成員の生年月日で家族の年齢が、転出・転入記録で前住所・転居先住所等が分かります。

たとえば、あるケースでは申込人の父親(離婚済)の年齢や居住年数等から、借家ではなく所有物件ではないかとの疑問が生じました。

そこで、自宅の登記簿を確認したところ、

1.父親が住宅ローンを借りて購入していたこと

2.法人を債務者とする銀行の根抵当権が設定されていたこと

3.差押を受け、その後不動産業者の手に渡ったこと

などが判明しました。

自宅は処分できていますが、それで父親の負債がすべて消滅しているとは限りませんし、父親との関係が完全になくなっているとも言い切れません。

子どもをダミーとして、新たな拠点を作ろうとしていることも疑われます。

なお、両親が本当に離婚しているかどうかは、戸籍謄本により確認されます。

物件価格についての検討も慎重に行われます。

近隣相場と比較し、評価は綿密に行われます。子どもをダミーとする場合、価格を水増しして資金調達することが多いからです。

さらに申込人の年収が低く、自己資金も出さない場合は、延滞が生じたときには回収に苦労することが予想されますので、謝絶される可能性が高いです。

参考になさってください。

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