誰もが知りたい住宅ローン審査と手続きについて
現役銀行員が解説します。<2019年12月版>

住宅ローン審査マニュアルトップページ >>> 住宅ローン担保評価の基本「各種の地価補正・修正」

住宅ローン担保評価の基本「各種の地価補正・修正


事情補正とは、その取引価格に特別な事情がなかったかどうかをみて、正常なものに補正することです。

実際に取引価格を集めてみると、そのなかには親子聞の売買、競売価格、緊急処分の売買などによる割安なものや、隣接地購入、情報不足などを要因とする割高なものもあります。そのような特別な事情が判明したときは、それを適正なものに補正します。

補正不能な格別の事情のあるものは、はじめから事例として採用すべきではありません。

時点修正とは、取引事例の契約の成立時点から現在時点までの価格変動率によって修正することです。ただし、契約成立時点は登記申請時点とも、登記原因時点とも必ずしもイコールではありません。

登記日付契約より2ヶ月〜6ヶ月くらい遅れることもありますので、価格変動のスタート時点をとらえる場合注意しなければなりません。

この場合の修正率は、地価公示価格変動率等を参考に、取引事例の所在する地域の年間変動率を求めます。あまりに変動率が大きいと誤差が大きくなりますので、古い取引事例は参考になりません。

地価変動が著しい地域では、半年前の事例ですら使えない場合もあります。

また、変動率は、厳密にいえば地域ごとに異なっているので、その取引事例の地域における変動率を把握しなければなりません。

(次回に続く)

当サイトでは金利が最も低い住宅ローンのランキングもご案内しておりますので、住宅ローン審査に一抹の不安を感じる方はぜひご活用ください。


>>>最新住宅ローン金利比較ランキングはこちら